[Google Apps Script] プロジェクトの銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく♪
小宇宙と書いてコスモと読む世代のかめです。
…ごめんなさい、嘘つきました。聖域大決戦の頃に生まれたので、リアルタイムの人ではありません。
今回は、七夕ということで、皆さんを Google ドライブの中に広がる銀河系へご案内したいと思います。
はじめに
今回は、タイトルの通り、Google Apps Script(以降、GAS) の「プロジェクト」について説明します。
この記事は、Script Projects | Google Apps Script Guide の内容 80% と、実際に GAS を使ってみての想像 20% くらいで構成されているので、もしかしたら少し嘘があるかもしれません。(公式でプロジェクトの仕組みを詳しく説明しているページを見つけられませんでした)
以降は、GAS を利用したことがある、または前回の記事などで概要(プロジェクトに謎の呪文(コード)を書く)を把握している方向けの内容です。
プロジェクトとは?
GAS のプロジェクトは、実行したい処理(コード)を複数入れておけるアルバムのようなものです。
プロジェクトの種類
プロジェクトは、大きく分けて2種類あります。
種類 | 概要 |
スタンドアローンくん |
|
コンテナバインドちゃん |
|
プロジェクトの種類で変わること
プロジェクトの種類が違う = 生息場所(開き方)が変わります。
また、「コンテナバインドちゃん」については、「スタンドアローンくん」や他のコンテナ(惑星)の「コンテナバインドちゃん」を見ることができないので、複数のスプレッドシートで共通利用できそうな処理(コード)があったとしても、それぞれのプロジェクトにコードを書いてあげる必要があります。
※あまり使う機会はないと思いますが、上図の通り、1つのコンテナの中に複数の「コンテナバインドちゃん」を作成できます。
使い分けの仕方は?
入門編(拾い物のサンプルコードなどを利用)のうちは、それほど使い分けを意識する必要はないと思います。
スプレッドシートなど、 GAS を使いたいサービスに「スクリプトエディタ」がある場合は、「スクリプトエディタ」から「コンテナバインドちゃん」を、ない場合は、Google ドライブから「スタンドアローンくん」を作成しましょう。
まとめ
- GAS のプロジェクトとは、処理(コード)を入れておくアルバム
- プロジェクトには、特定のサービス(ファイル)に紐付く「コンテナバインド」と、独立したファイルの「スタンドアローン」がある
- コンテナは、ファイル単位で分かれており、他のコンテナの中は参照できない
- 1つのコンテナ内に複数のプロジェクトファイル(コンテナバインド)を作成できる
- GAS の触り始めのうちは、「コンテナバインド」と、「スタンドアローン」の使い分けを気しなくてOK!
Google ドライブの銀河お楽しみいただけたでしょうか?
織姫と彦星のように、「コンテナバインドちゃん」と、「スタンドアローンくん」が出会える日が来るといいですね!
次回は、「コンテナバインドちゃん」を使ったサンプルスクリプトを紹介しつつ、今回の記事の内容をおさらいしてみようかなー、なんて考えています。